VBAのブログを書こうと決めたときに、VBAの資格を持っていた方が拍がつくかなと思い、VBAエキスパート
スタンダード(難しい方)の試験を受けることにしました。無事に合格できてよかったです。認定証とオープンバッジが届くのを楽しみにしています。 届きました!ちなみにプロフィール画像のリンクもオープンバッジにしています。(12/31
追記)
今回はVBAエキスパート試験について書きました。これからVBAエキスパートを受けようと思っている方の参考になれば嬉しいです。
目次
試験の概要
VBAエキスパートの種類
VBAエキスパートは4種類あります。
- ①Excel VBA ベーシック
- ②Excel VBA スタンダード
- ③Access VBA ベーシック
- ④Access VBA スタンダード
VBAをはじめて3年以上経っているので、基礎はできるだろうと①のExcel VBA ベーシックを飛ばして、②のExcel VBA スタンダードを受験することにしました。
受験方式はCBT方式で、公式サイトから試験会場(パソコン教室等)を探します。
受験費用は14,850円...。民間試験はお高い!!①を飛ばした理由のひとつです。
合格点について
1,000点満点中700点以上で合格です。ただし問題の難易度によって、問題数と合格基準が前後することもあるそうです。
私は800/1000点で合格しました。全40問だったので1問25点だとすれば8問、間違えたことになります。3問は間違えた自覚があるのですが、残り5問題は何だったのか…間違えた問題も配点も不明なので実際のところはわかりません。
使用した教材
- VBAスタンダード公式テキスト(3,300円)
- 公式サイトのサンプル問題
- VBAエキスパート試験対策(無料分のみ)
- VBAエキスパート試験対策問題集 VBAエキスパートスタンダード 1-5章(kindle)
公式テキストが試験範囲となっています。さらに、試験の模擬問題1回分(40問)が付いてくるので購入することをオススメします。それでも付属の模擬問題だけでは不安だったので、無料でできる問題を探して解きました。
【追記(2023.11.2)】
現在公式から演習問題3回分(40問×3コース)が発売されています。
もしかしたらテキストには演習問題がなくなったのかもしれません。
勉強期間は約2ヶ月
2ヶ月前からやったこと
まずは公式テキストを読みました。1周したら模擬問題を解いてみます。初回の結果はボロボロでしたね、読んだだけでは身についていない…。模擬問題と公式サイトのサンプル問題を1問ずつノートに書き写し、該当するテキストの範囲をまとめるといった作業を49問分行い、模擬問題をもう一度やったところで8割近く正解できるようになりました。実務で使う機会がないと初めて見るコードも多かったです。
1ヶ月前からやったこと
模擬問題も毎日解きつつ、Amazon Kindle
Unlimitedの1ヶ月無料期間を利用してVBAエキスパート試験対策問題集1-5章をベーシックとスタンダードを両方購入し、すべて解きました。スタンダードの6章と7章の一部はWebサービスで公開されているので、これも繰り返し解きます。
8~10章は気合いです。私は9章に載っているNumberFormatプロパティとFormat関数に対しては完全にノーマークだったため2問落としました。。。
試験が終わってから1~10章まで網羅した問題集を提供してるサイトを知りました。
VBAエキスパート試験対策Webサービスと名前が似ていて、同じサイトだと思いスルーしてしまっていました。こちらもぜひ利用してみてください。
試験の感想
当日の振り返り
職場近くの小さなコンピュータースクールで受験しました。受験申込は2日前までに来校してとのことだったので、試験日をギリギリまで悩むことができました。申込方法・申込期限は会場によって違うので要確認です。12月初旬に受験するつもりだったのですが、紙の合格認定証の発行が11月中の受験分で終了してしまうため少し早めることにしました。
受験当日はキーボードとマウスがいつもと違ってやりにくく、動揺してどんどん手が冷たくなりました。紙とペンは持ち込みOKです。最初の方は問題が頭に入らないので後で見直すためにメモを取ってとりあえず答えを入力して進めていき、一通り解いたところで残り20分くらいは残っていたと思います。もう一度最初の方の問題を解いて、全体の見直しをして残り5分で終了ボタンを押しました。
結果がその場でに出るとのことだったので、決心して終了ボタンを押したのにアンケート(10問くらい)が始まって、ドキドキ返せー!って思いましたね。アンケートどころではなかったので適当に答えてしまった気がします。。。
これから試験を受けるみなさんへ
コードの解答に関しては全て入力方式と思ってください。英語が得意ではないため綴りを覚えるのに苦労しました。範囲外が出ることもあるらしいので構えていたのですが、当日の問題は複雑な難しい問題は少なく、テキストの内容を覚えているかを問うストレートな問題が多い印象でした。
テキストに載っているコードは実際に動かして挙動の確認をすることはもちろん、既に対象のファイルやシートが存在する場合どういう動きをするのかまで確認しておくことが大事だと思います。
例えば「FileCopyステートメントのコピー先ファイル名と同名のファイルが既に存在する場合どうなるか(→その場合、警告なく上書きされる。)」といったことです。
単純にコード名や引数だけを覚えるのではなく、どんな時にエラーが出るのかまで押さえておくと、試験で捻った問題が出てもバッチリ答えられると思います。頑張ってくださいね!
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